2013.
03.
22
06:58:03
先日、ちょっとした問題が発覚した。
過去、絵を描いてお小遣い稼ぎをしていた時期がある。
もうはるか前のことになるが、
某出版社のカット集にイラストレーターとして参加した。
そのときに描いた絵が、
子どもの学校で配布されたお便りに載っていたのだ。
すぐには気がつかなかった。あまりに古い話なので。
「なんだか自分の絵に感じが似ているなあ…」
と思いながらじっくり眺めていたら、ようやく自分が描いたものだと認識。
別にこれは問題ではない。むしろ「感動の再会」だった!
あまりの偶然の再会に興奮して、
学校の先生に「これ○○社の本に入っていたイラストですよね!」
と話してみたところ、
見せてくれたのはなんと別の出版社から出ている類似書だった。
これにはびっくり。
当然奥付に私の名など載っていないから(載っていても問題)
無断転載だということが発覚した。
はっきり言って昔の話だし、別に絵も大したものでもないし、
権利主張したいわけではないのだが、
もしかしたらこの本、コピーだらけの違法書なのでは…という
疑いも持ったため
契約していた版元に「こんなことあったんですよ」とメールしてみた。
数時間後、電話がかかってきた。
反応の速さに驚いたが、出版社だって権利侵害されたわけだから
あわてて調べに動いたのだろう。
話によると、転載本の出版社は販売元であり
編集したのはまた別の会社(プロダクション?)だという。
そして、その編集元はもう倒産しているということだ。
繰り返しになるが、土下座しろ!とかそういう気持ちではないので
別にどうということはないのだが、
一体どの段階で無断転載されたのか
(編集者がやったことなのか、あるいはイラストレーターが「私の絵です」と
コピーして提出したのか)
を知りたかったことと、
それをやった本人に「あなたのしたことバレてますよ!」
と一言伝えたかったので、それは残念である。
もし、発売直後にこのことが発覚したら
どういう動きになったのだろうか。
私はチロルチョコ10個ももらったら許すと思うけど、
出版社側はそうはいかないだろう。
権利を持つ出版社も、知らずに転載本を売っていた出版社も
ともに被害者である。
ともかく、同業者としてひどく残念なものを見てしまったという気持ちだ。
今も同じことをやっていないことを祈るばかりである。
過去、絵を描いてお小遣い稼ぎをしていた時期がある。
もうはるか前のことになるが、
某出版社のカット集にイラストレーターとして参加した。
そのときに描いた絵が、
子どもの学校で配布されたお便りに載っていたのだ。
すぐには気がつかなかった。あまりに古い話なので。
「なんだか自分の絵に感じが似ているなあ…」
と思いながらじっくり眺めていたら、ようやく自分が描いたものだと認識。
別にこれは問題ではない。むしろ「感動の再会」だった!
あまりの偶然の再会に興奮して、
学校の先生に「これ○○社の本に入っていたイラストですよね!」
と話してみたところ、
見せてくれたのはなんと別の出版社から出ている類似書だった。
これにはびっくり。
当然奥付に私の名など載っていないから(載っていても問題)
無断転載だということが発覚した。
はっきり言って昔の話だし、別に絵も大したものでもないし、
権利主張したいわけではないのだが、
もしかしたらこの本、コピーだらけの違法書なのでは…という
疑いも持ったため
契約していた版元に「こんなことあったんですよ」とメールしてみた。
数時間後、電話がかかってきた。
反応の速さに驚いたが、出版社だって権利侵害されたわけだから
あわてて調べに動いたのだろう。
話によると、転載本の出版社は販売元であり
編集したのはまた別の会社(プロダクション?)だという。
そして、その編集元はもう倒産しているということだ。
繰り返しになるが、土下座しろ!とかそういう気持ちではないので
別にどうということはないのだが、
一体どの段階で無断転載されたのか
(編集者がやったことなのか、あるいはイラストレーターが「私の絵です」と
コピーして提出したのか)
を知りたかったことと、
それをやった本人に「あなたのしたことバレてますよ!」
と一言伝えたかったので、それは残念である。
もし、発売直後にこのことが発覚したら
どういう動きになったのだろうか。
私はチロルチョコ10個ももらったら許すと思うけど、
出版社側はそうはいかないだろう。
権利を持つ出版社も、知らずに転載本を売っていた出版社も
ともに被害者である。
ともかく、同業者としてひどく残念なものを見てしまったという気持ちだ。
今も同じことをやっていないことを祈るばかりである。
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