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Posted by ばし
 
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高座山へススキを見に(2)
121030_bashi05.jpg


(前日より続く)



私は動画や写真を撮りつつ、登っていった。
ひたすら一本道。
山頂は見えていた。

聞いていたほど急斜面じゃないなと思っていたら
次第に斜度がきつくなってきた。
それでも「この程度か」と思って進んでいくと…


その先は、「壁」だった。


粘土のような土の1本道が
壁のような急斜面になって頂上へ続いている。
その場にまっすぐ立っているのも筋力を要する感じだ。

重力に反して登るわけだが、足が滑り
うっかり転べばこのまま下まで落ちていきそう。
かなり怖い。

滑り台を下から、それも手を使わないで登るような
感じだ。

戻りたくても戻れない。
上に行くしかないけれど、どんどん傾斜はきつくなる。

「きゃー」「まー」「なんという坂」
誰もいないので、やたらと独り言を言ってしまった。


121030_bashi03.jpg
写真に撮るとどうしても斜面が寝てしまって、
急勾配を伝えきれないのが残念。




121030_bashi04.jpg
これは歩いた斜面ではないが、斜度はおそらくこんなもん。


間もなく山頂というところへ来ると、
登攀用のロープが下がっていた。

しかし、私は変なところを強引に登ってきてしまったようだ。
ロープまではこの斜面を横移動しなくてはならない。

勇気を出してロープまで踏ん張りながら
移動した。
結び目がほどけたら…とどうも疑ってしまうのだが、
このロープを信頼して登るしかない。
ぶら下がるようにして登り始めたら、
山頂はすぐそこだった。

最後の数歩を登っているとき、
山頂におじさんの姿が見えた。
聞くと、高座山のさらに先に続く扚子山、
そしてその先の鹿留山まで行って戻ってきたところだという。

しばらく話をして、別れた。



山頂は笑ってしまうくらい、
なんてことない場所だった。
とてもこぢんまりとしていて、
三角点の指標がある。

つまらない山とは思わないが、
「変な山」という感じがした。
とくに達成感があったわけでもないが
せっかく登ったので、少し休憩し
降りる前に自分撮りをした。

あの斜面を下るのか〜と思うと不安になったが
下り始めてみると、
足は下に持っていかれるが、最初から下るつもりで
歩いているのだから、さほど厄介ではなかった。
ロープの地点を過ぎてからは、小走りに下った。

登りの時と同様に、
止まっては写真を撮り、止まっては動画を撮り…と
遊びながら下りていったら、相当時間を食ってしまい。
結局その日はほとんどをこの変な山で
過ごすこととなってしまった。



帰宅してから、日ごとに
また出かけたいという気持ちが増している。

不思議な山だ。





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