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Posted by ばし
 
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あの家は今…
以前、高波が来たら呑まれてしまうような場所に
小さな家があった。
震災の時は大丈夫だったろうかとずっと気になっていたので、
様子を見に行った。

その家は、廃墟になっていた。

木や草が生い茂り、中に家があるのもわからないほどに
自然と同化していた。
トンネルのように絡み合った木々をくぐり、敷地へ入る。
朝の光が枝の隙間から差し込み、とてもきれいだった。

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地元の方に聞けば、かなり前から人は住んでいなかったらしい。

このあたりは海辺の植生。
香りが懐かしい。

120405_bashi06.jpg

はるか前、幼い頃にこの近所に住んだことがある。
最初の自宅の記憶である。

当時の家は今は更地になっている。
けれども、
足下に生える草の形、手触り、匂いは記憶のままだった。
海の音、列車の音、鳥の声もそのまま。

葉っぱの手触り、ガードレールの赤錆、
マンホールの穴の形…。
よく覚えている。

120405_bashi05.jpg


まだ言葉も未発達な年齢で、
関心が向くのは、
自分の手が届くごく狭い範囲のものだったのだろう。
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