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Posted by ばし
 
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雪の森
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スキー場には、森を抜けて宿まで戻れる帰館コースがあった。
スキーを履いたまま戻れるのはとてもラクチン。

時折、木々に積もった雪がどさーっと落ちて、
あたりが真っ白になる。音も気持ちいい。
ダイヤモンドダストではないが、
日が射すと落ちてくる雪がきらきら輝いて、とても美しい。
この帰館コースはたいへん気に入った。


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帰館コースといえば、十数年前にこんなことがあった。

志賀高原のどこかのスキー場だった。
友だちと二人で夕方まで目一杯滑っていた。
さあ、もう一本リフトに乗って…と乗り場まで降りて行くと
「本日の運転は終了しました」
なんと、リフトが止まっている。
ナイター設備のないゲレンデで、あたりはすでに閑散としていた。
宿はこのゲレンデの中腹から
別のゲレンデに入り、そこから木立を抜けたところにあるのだった。

こうなったら登るしかないと
目の前に立ちはだかる雪面を二人で登った。
下りは緩やかに思えても、登るとなるとかなりの斜度。
どんどん暗くなっていく中、ひたすら登っていった。

途中、パトロールのスタッフが「どうかしましたかー?」
とスノーモービルで近づいてきた。
私たちがヘトヘトになっているころだった。
そのとき友人は「倒れ込むんだ!」とか弱い女を演じようとしたのだが、
私は「大丈夫ですー! あの上、右に入らないと宿に戻れないんですー!」と
すっくと立ち上がり歩調を速めたらしい。
スノーモービルは「じゃ、がんばってねー」と去っていった。

以上、友人談。
私はこのやりとりのことを覚えていない。

何を強がっているのか、手助けしてもらえばいいのに。
と、十数年後の自分は思う。

さて、1時間近くは登っただろうか。
照明施設のないゲレンデはすっかり真っ暗だった。
やっとのこと目的のポイントまで登ってみると、
向かうべきゲレンデが閉鎖されている。

翌日にレースが開催されるらしく、
雪面がきれいにならしてあった。

しかし、ここを通らないわけにもいかないので
いまいましいオレンジ色のネットをまたいで、
どの選手よりも先にシュプールを付けて無事、
帰館したのだった。

そういえば、宿に帰れないネタはほかにもあるぞ。
後になれば、面白おかしい話題になるものだ。
またいずれ。

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